エコノミークラス症候群
「エコノミークラス症候群」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。長時間座ったまま動かない状態が続くことにより、脚の静脈に血栓ができやすくなります。これが肺に詰まると肺栓塞などを誘発する恐れがあり、時には命の危険にもつながります。
飛行機のエコノミークラスで発症しやすいことから、この名前で呼ばれていますが、他の状況でも発症します。自動車など乗り物での長時間の移動、災害時の避難所生活、在宅勤務による運動不足など、狭い場所で長時間動かない環境には注意が必要です。
対策としては
1.水分をこまめに補給すること
水分不足は血液をドロドロにし、血液循環を悪化させます。なお、カフェイン、アルコールは水分を排出させてしまうので、控えましょう。
2.ゆったりした服装を選ぶ
きつい服で座り続けると、より血行を妨げることになります。
3.こまめに体を動かす
その場足踏み、踵の上げ下ろし、足首を動かす、足指を握ったり開いたり動かすなど、座ったままでも、ふくらはぎの筋肉を動かすよう心がけましょう。ふくらはぎをやさしくマッサージするのもおすすめです。
また、日ごろから血行の良いからだづくりにをしておくことも大切です。その際は当院をぜひご利用ください。みなさまのご来院をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
投稿者プロフィール
- 院長 長谷川 真也
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