疲労物質は大病の元
以前、少し興味深い科学番組を見ました。テーマは「疲労」。
オーバーワークや精神的ストレスにより、生物の細胞には炎症が起きます。これが「疲労」です。そして炎症物質が脳に伝わると、「疲労感」として自覚され、休息を促されることになります。簡単に言うと、これが疲労のメカニズムだそうです。(番組では、実験のためラットちゃんがひたすら走らされ、気の毒でした…。)
ところが人間の場合は、細胞レベルの疲れを消去してしまうことがあるそうです。達成感や気分が高揚していると、疲労感を感じづらいことがよくありますよね?しかし実際は細胞レベルで疲れているのです。そしてこの疲労は放っておくと細胞死につながり、大きな病気を発症することがあります。「疲労感」は大切なアラームなのですね。
なお、鍼灸マッサージには、血行を促進し、疲労物質を回収する効果があることが報告されています。みなさまの疲労回復の手助けになれば、うれしく思います。
投稿者プロフィール
- 院長 長谷川 真也
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