気象病には耳回し運動
気候の変動が激しい昨今ですが、お天気の変化とともに、頭痛や眩暈などの症状が現れることはないでしょうか。
このような症状は「気象病」と呼ばれ、徐々にそのメカニズムも分かってきました。
気圧が変動すると耳の奥にある内耳と言う器官が感知します。内耳が敏感な方の場合、この刺激が近くの神経から脳に伝わり、痛みや眩暈が発症するのです。遠方に発生した台風などは 微細な気圧の変動を広範囲に発生させます。このような変動も気象病の原因になり得ることが近年解明されてきました。
晴れているのに頭が重い…そんな症状も、気のせいではないかもしれません。
では、簡単にできる対策をお伝えします。
それは耳回し運動です。
まず、両手で耳を持ち、気持ち良いくらいの強さで引っ張ります。上、下、横それぞれ5秒ずつ行いましょう。
次に引っ張りながら耳を回します。前まわし、後ろ回し、それぞれ5回を目安に行います。
内耳への血流やリンパの流れを改善するので、習慣にすると良いですね。
また、耳や、耳の後ろの完骨というツボ周辺を温めることもおすすめです。
他にも様々な改善策がありますので、どうぞお気軽にご相談ください。みなさまのご来院をスタッフ一同、心よりお待ちしております。